イグアナさんやでー！

海遊館で見つけたイグアナさん．きっと謙也くんならとびつくと思う．そのうち，つづきで小ネタ投下するかも(笑)
追記：小ネタ投下してきたー．水族館デートなひかけんです

「見てみぃ光！イグアナさんやで！」
「謙也さん，ここ水族館なんやけど」
「言われてみたらそうやなぁ．でもまぁえぇやん！
　イグアナさんめっちゃかっこえぇわー」
「そうっすね．ヘタレの謙也さんに比べたら」
「せやろー．イグアナさんめっちゃすごいねんでー」
「いやいや，ツッコミどこいったんすか」
「なんや光はイグアナさん嫌いなんか？」
「別に嫌いやないけど．
　あぁでも，嫌いになりそうっすわ」
「なんで！？光はおさかなさんの方が好きなん！？」
「あんたがイグアナばっかり見てるから」
「…は？」
「は？やないわこの天然．あんた俺とデートしとる自覚あります？」
「天然ちゃうわ！ちゅーか恥ずいからデート言うな！」
「デートはデートです．ほんまにアホやんこの人」
「アホまで言うか！？結局お前は何が言いたいねん！」
「俺だけ見とけ」
「…っ！」
「あんたは俺だけ見とったらえぇて言うとるんです．
　まだわからんのならキスでもしたりましょか？」
「いらん！わかった！もうわかったから壁際追い詰めるんやめぇ！」
「平日って人少ないからえぇですね」
「何がえぇねんアホー！」

～その後～

「あ，魚の苦いとこ嫌いなんすわ」
「は？」
「はぁ，謙也さんと会話しとると疲れるわー」
「お前の話が唐突過ぎるんや！」
「あんたが魚の方が好きなんか？て聞いたんでしょ」
「いやいや，水族館で食い物の話にもってくなや」
「せやかて，カニやらイカやらうまそうですやん」
「雰囲気ぶちこわしやないか…」
「イグアナに見惚れとった人に言われた無いっすわー」
「お前，イグアナさん馬鹿にするんか！？」
「雰囲気ぶちこわしはどっちやねん．
　まぁ，言い方可愛ぇんで許したりますわ」
「言い方？」
「イグアナさんやらおさかなさんやら，えらい可愛ぇ言い方しはるんですね」
「え，普通違うん？」
「ちゃいます．直せとは言いませんけど他の奴の前で言うたらあきませんよ」
「何で？」
「馬鹿にされるん目に見えてますやん」
「もう絶対言わへん…！」

「（謙也がさん付けせんようになったんお前のせいやろ！？）」
「（可愛ぇ謙也さんは俺のもんって決まっとるんすわー）」